2006年07月27日

キャリートレードの罠

東京外為市場の市場規模は1日平均2,200億㌦。
ロンドン市場の四分の一。NY市場の半分。
これは2006年4月の調査結果だが、現在の東京外為市場は
今や個人投資家が主役。

そしてその個人投資家に対して、数々の作戦が伝授される。
そのうちのひとつに「キャリー・トレード」がある。
前提としてはドル円がレンジ相場に入り、ボラティリティ(変動率)
が落ちた時。
そうした閑散な市場では、手数料を稼ぎたい専業各社は、
キャリートレードを推奨することになる。

ドル円以外の、ポンド・円、豪ドル円、NZ円など、そして最近では
ユーロ円もその中に加わることになる。
キャリー・トレードのメカニズムは簡単で、要は外貨預金をすると思って
戴けばよい。
日本円金利は依然ゼロに近いから、円を売って高金利の通貨を買う。
そこに生まれるのが金利差。
要は為替ディーリング益ではなく、金利差益を狙うというシロモノ。

ところがこの取引、(ユーロは別格にして)市場規模自体が大きくない
から、少々のインパクトでドスンと動く。
最近の市場では円が115.50~117.50円のレンジに入ったと見られる
ことから、ポンド円、豪ドル円、そしてユーロ円も軒並み高くなっている。

しかしチャート面から見れば、まさに”いびつな形態”になっている。
無理やり持ち上げた結果、チャート自体が崩壊しているのである。
一触即発、非常に怖い状態である。

特に7月末からは海外市場は夏休み休暇に入り、少々のインパクトで
大きくブレる。
キャリー・トレードは確かに有用な戦略ではあるが、一歩間違えば大怪我
をすることになる。

ドル円とは、日本国民に似て、比較的温和な動きが主体である。
ところが、他の通貨に関しては、一旦動き出すと牙をむく。
何事も経験には違いないが、世界的な夏休み前は注意したい。

相場は簡単ではないのである。


2006年07月25日

「投機」とは禅語である!!

現代の日本においても「投機」という単語は”良い意味”に
使われていない。
「偶然の利益・幸運を狙う行為」として捉えられている。
しかしこの「投機」という単語は、”禅語”=禅宗の用語
なのである。

小学館『日本国語大辞典』電子版に拠れば、
「禅宗で、修行者が仏祖の教えの要諦にかなって大悟する
こと。また学人(がくにん)の機と、師家(しけ)の機が一致
すること」となっている。
要は、投機とは『悟りを開き、禅の境地を相場に応用する』
との意味になるのである。

「浮利(浮いた利益)を追わず」と言われるように、
世の中の金儲けの中で、「濡れ手に粟」との批判が強い
「相場」は、ある意味では「欲望の極地」と見られても
仕方がない面がある。
それが何故、禅の悟りに結びつくのか。

実はそこに日本文化の特徴がある。

「相場(投機)」が「欲望の極地」なら、日本古来の剣術は
どうなるのか。
本来剣術とは多くの人間を殺傷する技術であった。
「殺人の技術」と「人を救う悟り」とは全く逆の立場にある。
しかし日本の文化の中では同一化している。

こうした日本文化の根幹の考え方の中で、
日本の剣豪と言われる宮本武蔵と、日本の米相場から
科学的な相場分析手法を確立した本間宗久は、同じ
土俵にあると考えられる。
殺人技術=武蔵、相場=金儲けの技術=宗久は
”その道を究める”ことによって悟りを開いたという位置付け
である。

日本仏教の原点になっている経典は「妙法蓮華経」である。
「最高の法が蓮華の如く美しく解かれた経典」という意味である。
では何故、最高の法を象徴する花が蓮華草=ハスの花なのか?
汚いドロの中から見事な花を咲かせるからであろう。
そして泥沼が「欲界」であり、花が「悟り」であるからであろう。

こうして考えていけば、
浄財を造る=「悟りを開いて、自分の欲望のためでなく、世の中のために
相場を張る」ことは、禅の世界でも許容されることになる。
なるほど、だから浄財なのだ!!

今回の件、少々違う局面から書いてみる。
銀座という世界の冠たる歓楽街がある。
そこに働く女性は確かにウツクシイ。しかし馬鹿高い。
外人に言わせると「アンビリバーブー」な世界である。

ただこうした深海に似たドロドロした世界をクリアしない
限り、本当にキレイな世界は見れないかもしれない。
言葉を変えれば、本当の美人に会えないことになる。

過去30年の銀座の世界の経験から言えば、
「銀座で働く女性は、各人の80%以上がオトコなのである」
という結論に至っている。
孔雀のオスがキレイなのと同様に、銀座のオンナの着飾りは
実はオスの成せる業なのである。

だから銀座のオンナは落とし難いし、また銀座そのものが
本当の女性のウツクシサを知るための”泥沼”なのである。
納得である。

実はこうした一連の考え方は井沢元彦著「逆説の日本史」
をベースにしている。
TBSの記者上がりの同氏が、相場の世界を知っているとも
思えないが、底が深く、実にためになる。

2006年07月18日

アメリカズカップファンド構想

新刊本のご案内です。
先週、拙著「日本再生アメリカズカップファンド構想」
が出来上がりました。
25日頃、全国の書店に並ぶ予定です。

ところでマメリカズカップとは何かご存知ですか。
ヨットの世界選手権です。

つい最近FIFA・W杯が終わったばかり。
今年にはWBCの野球での世界戦選手権で日本が初代の
チャンピオンになったばかり。

アメリカズカップとは、簡単に言えば海上でのヨットのF1レース。
世界を舞台に、日本のアスリートが、サッカー、野球などで活躍が
目立っています。
しかし一方で、周囲を海に囲まれた海洋国・日本で、何故マリン
スポーツに対する興味が薄いのでしょうか?
ヨット=贅沢というイメージがあるからでしょうか?

江戸時代の日本には、北前船という、ヨットの前身、帆掛け舟を
ベースとした世界に冠たる、海洋技術がありました。
今回のアメリカズカップ構想は、この北前船のDNAを持つ日本人の
世界最大のヨットレースに本格的参戦を果たそうとするものです。

ただ最大のネックは、膨大な資金が必要であるということです。
4年に1回のマメリカズカップに参戦するためには、
実際にヨットに乗り込むクルー(乗員)、技術チーム、マネジメント・
チームなど総員50人程度の費用を賄わなければなりません。

過去3回の参戦は全て”奉加帳”形式による募金と、集まった資金
の使い切りで行われてきました。これでは後が続きません。
要は、日本チームに欠けていたのは、金融工学=ファイナンシャル・
エンジニアリングを駆使した資金運用にも問題があったのです。

アメリカズカップは、単なるヨットレースではないのです。
国の権威をかけた、国対国の総力戦。
次回のアメリカズカップには中国の参戦が言われています。
フランスからチーム丸ごと買い取っての参戦と言われています。
技術大国・日本も、負けてはいられないのです。
たかがヨット、されどヨットなのです。

アメリカズカップに関する文献は多くありません。
そして2000年に発行されてから5年以上、プツリと止まっています。
今回の著作は、そうした沈滞ムードを打破し、アメリカズカップを
金融面から見直し、世界に追いつき、追い越すことを目標としています。

言いたいことはたくさんあります。
本書をお読み戴けば、アメリカズカップ参戦を通して、日本再生のみ
ならず、自分自身も頑張ろうという意識が出ること請け合いです。

詳しくは、本書をお読み下さい。
よろしくお願い申し上げます。


2006年07月17日

マツイ~ 帰って来~い!!

週末は「びーだぶりゅーれぽと」の作成。
為替・株式指標・主要商品の相場分析に追われる。
木曜日午後から始めて、土曜日の早朝まで。
何しろ、世界中の主要相場を分析し、レポートする。
NY、ロンドン、香港、シンガポールなど、海外拠点に在住の
日本人の方々に、土曜日午後には発送しなければならない。

ってなわけで、週末はブログは書けません。
悪しからずゴメンナサイ。

ところで、筆者の起床時間はだいたい(日本時間の)午前3時半。
泥酔した翌日の早朝の起床はさすがにツライ。
ただ金融アナリストとしては、NYのクーロジング・タイムの様子は
シッカリ掴んでおかねばならぬ。
ってなわけで、
3:30AM~8:00AMが、その日の重要な”勤務時間”と相成る。

そんな日常生活で、最大の楽しみだったのがMLBの中継。
早ければ8:00AM開始、遅くとも10:00AMには開始してたから、
ビールの350ミリ缶を片手に、MLBを見ながらの朝食が最大の
楽しみだった。
要は、MLBの中継時間を目標に、仕事の能率を上げてたって
わけデス。

ところが、である。
今年は突然のヤンキース・松井の骨折。
筆者は北陸の出。
ご存知サッカー・柳沢はあの体たらくだし、北陸の星・松井の
活躍はヤッパリ和ませてくれていた。
そして(イチローファンには悪いが)、イチローではダメだった。
ヤッパリ、松井のいないMLBなんて、全く見る気がしない。

7月13日(木)午後6:30PM
行き着けの和食・六本木”のりの”での会話
【会話の相手】
店長:田中一行さん(通称:イッコーさん)
フロア長:加藤さん(通称:カトーさん)

イッコー:「青柳さん、最近MLB見てますか」
青柳:「全く。全然。興味ないよ」
イッコー:「松井がいないとダメ??」
青柳:「ヤッパシなァ。マツイのいないMLBなんて...」
イッコー:「ってことは、仕事がはかどらない??」
青柳:「その通り。仕事甲斐がないって言うか...」

そこでMLB通のカトーさん登場。
カトー:「青柳さん、松井がトレーニング始めたって!!」
青柳:「知ってるよ。ただもう1ヶ月かかるネ」
カトー:「この際、松井を巨人の戻したらって思うけど...」
青柳:「巨人は虚人だよ。ッタク」
    「6月の成績が4勝26敗だっけ?もう無残...」
    「中継もやってないし。やってても見る気もしないけど」
カトー:「巨人は今の松井の年俸を払うと思います?」
青柳:「10億だろうが、20億だろうが、今の巨人、日本の
    プロ野球を救うのは松井しかいないって!」
    「カムバック・マツイ~ってなとこ」
カトー:「松井を日本へ戻す運動でも起こしますか?」

偉大なるかな松井秀喜、アンタがいないとホントつまらない。
NYがだめなら日本があるって!! 

2006年07月12日

ギャン理論とは何?

今日はギャン理論について説明します。

W.D.ギャンは50年以上前に亡くなった、勝率9割超の
米国の”伝説の相場師”です。
取り組んだのは大豆・コーンを中心とした商品相場と
株式でしたが、ギャン理論を踏襲すれば現在の為替にも
十分通用します。
ギャンが生きていた時代は為替相場自体が存在せず、
従って現在のような為替相場に携わっていれば、更に巨額の
利益を出したと思われます。

詳しいことは拙著「ギャン理論」を読んで戴くとして、
今日は根幹の部分について説明します。
ギャンが一番大事にしたのは『時間の流れ』です。
日本風に言えば”日柄”。
結婚式などの口上で言われる「本日はお日柄もよく...」
の日柄です。

相場は値段の動き=縦軸、時間の流れ=横軸で構成
されています。
従って、値段の動きだけを追っかけても、相場全体の流れ
は見えないことになります。
そして各銘柄には特有の『時間のサイクル』が存在します。

地球上におけるサイクルの基本は『月の満ち欠け=28日』。
これは『女性の生理の基本サイクル』に符合します。
”勝利の女神”といわれる所以です。
つまりは「地球上の全てのサイクルは女性が基本」ってことです。

卑近な例でドル・円の日足のサイクルについて説明します。
ドル・円為替が発足して約30年ですが、日足サイクルは20日で
ほぼ間違いないようです。
この20日には土・日がカウントしてありませんから、実質的には
28日サイクルと見て良さそうです。
つまり農耕民族日本人は、月の満ち欠け、女性の生理に準拠した
「世界一几帳面な民族である」という証左です。
これは欧米を中心とした狩猟民族の性格とは大きく異なります。

また週足は13週サイクルが機能しています。
1年を52週とすれば、春夏秋冬、季節の変わり目毎に円は
変化していることになります。
要は『農耕=米の生産』ためのサイクルがキッチリ機能している
ことになります。

一応青柳はギャン理論の第一人者と言われていますが、
それは理論だけの研究ではなく、毎週毎、為替・株式指標・商品等
この地球上に存在する代表銘柄を50種以上分析しているからです。
こんな膨大な作業を繰り返しているのは日本でただ一人と自負して
います。
ただ残念ながら株式の固有銘柄は除外しています。
何故なら、固有銘柄まで手を出すと、収拾がつかなくなるからです。

ご興味ある方は是非「ギャン理論」をお読み下さい。
同書は1995年に初版発刊以来、10年以上淡々と読まれています。

最後には宣伝になってしまいました。
ゴメンナサイ。

2006年07月11日

ジダンの頭突き事件

1ヶ月にわたる4年に1回のお祭り、FIFA・W杯が終わった。
寂しいような、疲れたような...
金融市場にも、お祭りの後の索漠とした雰囲気が漂う。

それにしても、引退を宣言している仏・ジダンの最後の最後
での頭突き事件は衝撃的。
アルジェリア移民である点を中傷され、プッツンしたと言われ
ているが、MVPジダンの姿はもう見ることはできない。

7月10日午前3時のMr.湘南との会話

青柳「市場はどうよ?」
湘南「W杯が終わって、ようやく市場が本気になってます」
   「”接待玉”が出回ってます」
青柳「接待玉って??」
湘南「W杯には金融機関の接待がつきもので、その”お返し”の
    ディールが出てるようです」
青柳「そんなことまだやってんの?」
湘南「昔も今も同じです。アゴアシ付きの豪勢なヤツです」

青柳「ところでジダンの頭突きの論調はどう?」
湘南「まだ出てないですけど、人種問題らしいです」
青柳「欧州も人種の坩堝だからなァ...」
湘南「イタリアもゴットファーザーに代表される移民の国だから
   『どういうことを言えば相手が怒る』という点を知ってる環境
    にあるわけで...」
青柳「オレら日本人には解らないってか」

青柳「ところでいよいよ市場が市場らしくなってきたけど」
湘南「クロスでドタバタしてます」
   「特にユーロ円がいじくられているようです」
青柳「ユーロ円は日足の乖離が異常だから、もっと売られるかな」
湘南「下値のメドはどこだと思います??」
青柳「142.50円ってとこかナ」
湘南「143.00円割れは買いってことですネ」

市場は7月下旬から本格的なサマー・ホリディとなる。
その前に一波乱ありそうな気配である。

2006年07月10日

株式ブームの終焉??

ここ2年、株をやれば簡単に儲かるといった雰囲気が醸成
されてきた。
1980年代後半から1990年代前半の”バブル”のノリである。

驚いたのは、例の橋田ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で、
えなりかずきが演ずる東大生も、PCを使って株式売買を
やっているってこと。
名シナリオライター橋田センセイも、「株式売買が現状の
日本の姿を捉える風景」ってことである。
「東大生=頭が良い=流行の先端を行く=株式売買」って
シナリオは、余りに短絡的に過ぎないか、橋田センセイ?

「渡鬼」はここ10年、(ビデオを撮ってまで)見続けてきた
筆者のお気に入りのドラマ。
オバちゃんっぽいと言われても、面白いものは面白い。
ピン子が演じる”日本のオバちゃん”を中心に、コテコテの
”日本的風景”がたまらない。
あのテーマ・ソングも痛く気に入っている。

とにかく、昨年の参院選挙以降、小泉チルドレンが騒がれる
のと同時に株式ブームが本格化した。
猫も杓子も、株をやらねば日本人じゃないって風潮。
「週間現代」やら「週間ポスト」も株式ブームを煽ってきた。
確かにテクニカル的にも、上昇気流にあったのは間違いない。

しかしここにきて、9月の小泉退陣を控え、全てがヘンなのである。
”びーだぶりゅーれぽと”では、2006年7月以降の株式変調を想定
してきたが、日経平均株価は4月7日の17,563円を頭に、まさに
”崖っぷち”状態にある。

元々チャートは先行指標であり、ファンダメンタルな要因がチャートの
動きに追随してくる。
「小泉退陣」「北朝鮮問題」「村上ファンド・福井日銀総裁問題」も
全てチャートの動きに追随してきている。

巷間では「踊り場」だの「買い拾い」のチャンスなどと、声高々に
宣伝しているが、根幹のプロはとうに売り抜けている。
要は証券会社の営業など、個人投資家のことなどハナから考えてない。

とりあえずの(日経平均株価の)下値目標は13,500円。
相場は簡単に儲からない。
また”皆で渡っても、怖いものは怖い”のである。

賢明なる読者の皆様、どうぞお気をつけあそばしませ!!


2006年07月05日

六本木ストーリー:飲みと相場

金融市場の現場にいた時期、
勝ったと言っては飲み、負けたと言っては飲み、
暇だと言っては飲んでいた。
要は、年がら年中飲んでいた。

相場には「飲み+タバコ」が必需品(だった)。
ディーリングルームの専用デスクにはデカイ灰皿が置いてあり、
吸殻が山のように積み上げられていた。
最近では考えられない光景。
ところで昨今は嫌煙権が先行しているが、好煙権はどうなる?

筆者の行き着けの店は六本木にある。
六本木交差点から乃木坂方面左、約80米のスタバの隣B1
にその店はある。
目の前のは完成間近のホテル・リッツ・カールトン。
名前は”のりの”。
和風&カフェバー風の和食である。
開店は5年前。開店当時から通っている。
週2回。月間10回。年間120回。要は3日に1回の割である。

店には「青柳ボックスorシート(!)」なるものが存在し、
TEL1本で席を取っておいてくれる。
料理はエブリシング美味しい。
飲んだ時は食べないが、年に3回程度は”狂ったように”
(飲まないで)食べまくる。
食材全てが甘く、そして美味しく感じる。
調味料にせいではない。
時間の経過と共に店長の腕が上がってくるようだ。

店長(Mr.T)は某大学の建築過程を終了したハンサムボーイ。
フロアにはMLBが大好きで、諸般の事情に通じているMr.K。
フロアレディも、時として舞台女優の卵も混じって多士済々。

酔っていて気がつかないが、は店には時として著名な芸能人や
モデルなども訪れる。

ってなわけで、同店から携帯TELを使ってディールをやるのが
趣味(?)となっている。
酔って何をしたか解らず、後になって後悔することもしばしばでは
あるが...

PS.同店の隣のビルには六本木一の有名キャバクラあり。
  名前を言えば直ぐ分かる有名タレント排出。
  全国から選りすぐりの美女が参集。全国美女選手権のノリ。
  産地直送・新鮮野菜の様相である。


2006年07月04日

世界の為替市場を乱すのは誰だ!!

本ブログの6月の検索積算数が2万を超えてました。
全くの驚き。
要はトータルで2万人の人が見てくれたということ。
気を引き締めて、頑張ってやります。
今後もどうかヨロシク!!

世の中はボーナス・シーズン。
ただ二極分化で、ボーナスという日本伝統の
給与制度を謳歌できるのは極く一部。

元々日本のボーナスとは、年俸を16等分あるいは
18等分したうちの
(16-12)÷2=2(ヶ月分)or(18-12)÷2=3(ヶ月分)
という給与のうちである。

企業側にとってみれば、給与の一部とは言いながら、
儲かっていれば払えばいいし、儲かっていなければ
払わなくてもよいという「非常に都合の良い部分」。
従って、海外には日本的なボーナス制度はない。

欧米企業におけるボーナスとは、
あくまで年俸は年俸で、
ボーナスとは、「年俸とは別の出来高ベースの給与」と
いうことになる。
通常は年間決算の終了した2ヶ月後あたり。
つまりは12月決算、翌年2月支払いが通常のパターン。

日本の金融機関、特に証券会社はこうした日本式ボーナス
を狙った作戦を展開する。
これこそ”ハゲタカ”戦法。

7月4日(火)午前3時の会話
青柳「ユーロを中心にクロスが弄くられてるけど?」
湘南「4日が独立記念日でNYが休みなのに...」
  「やってるのは多分日本勢ですよ」
青柳「ユーロの147円をつけに行ってる」
湘南「W杯サッカーで欧州勢はサッパリヤル気が
   見られない中で、コソコソ相変わらずです」
青柳「上げも今週までの話ってか?」
湘南「ポンド円に続いて、今回の証券勢の変な動きです」
  「ボーナス・シーズンなので、ユーロ150~160円ってな
  調子で勧誘しまくりなのかもしれませんネ」
青柳「鬼の居ぬ間の何とかか...」

他人の損で生き残りをかける日本の金融界の流れは
百年一日なのであります。 

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