祝松井・2000本安打

GW中は実家におりました。
実家周辺はまさに「じぃちゃん・ばあちゃんの世界」。
もう少し言えば、全く若い女性が全くいないし、幼児の声もしない。
また日経新聞朝刊が午前11時頃に届くといった環境。
従って何等の刺激もないまま、ブログを書く気になりませんでした。
そんなわけで、東京に戻って、シッカリ書いてみます。

6日(日本時間7日)、ヤンキース松井はマリナーズ戦に六番左翼で出場、
六回に左翼手が太陽光で目測を誤る幸運な二塁打を放ち、日米通算2000安打を達成した。

日米の球史に残る”凡飛”だった。
六回の第三打席、左翼に打ち上げた凡フライを、左翼手が西日を目に入れて取り損ねた。
当初の記録は失策。安打と訂正されたのは7回の表だった。

米国の記録員は判断の誤りを正すのにためらわず、記録の訂正は日常茶飯事。
確かに間の抜けた事態になったが、
「ある意味印象に残る忘れられない安打」(松井談)となった。

北陸の星・松井がやってくれました。
ちなみに、北陸とは福井県・石川県・富山県の三県を指します。
このエリアからは、歴史に名を残す有名プロ野球選手は皆無と言ってよい。

中日に小松辰雄という、松井と同じ星稜高校出身のストッパーがいたにはいたが、既に引退。
福井からは今が旬の巨人の左腕・内海哲也(敦賀気比)がいるが、いわゆる特待生。
富山に至っては、広島に浅井樹(富山商業)という選手がいたが、代打専門。

要は、日本名球会入りを果たすための要件、2000本安打、200勝のできる選手は、
これから先100年経っても北陸地区には出そうに無い。
その意味では、「日本のプロ野球とMLB通算」という点を考えても、誠に感慨深いのであります。

松井は生涯安打数で3000本を目指すことになる。
一方、安打製造機イチローは4000本を目指すことにはなろうが、松井とイチローではタイプが違う。
”記録”に残るか、”記憶”に残るか。
贔屓目に見ても、記憶の残るのは松井の方だと思うが、どうだろう?

今回の2000本安打達成に関して関係者のコメントの中で、イチローコメントがカチンときた。
曰く、
「エラーがヒットになったでしょう。あの気にしてる感じがすごくかわいかったね。」
「(スコアボードを)チラチラ見てると思って、すごくかわいかったよ。」
イチローはインタビューに応えて”チャーミング”という表現を使っている。
それを日本の各紙は”かわいい”という表現に変えてしまっている。

確かにイチローは既に2600本を越えており、3000本は射程距離。
余裕の弁には違いない。
とは言え、”オメデトウ”の一言があってもよかったのじゃなかろうか。
できる人間は、相手に対する表現に気を遣うものですよ、イチローさん。

かくして今年のGW最大の目玉(!?)、松井の2000本安打は達成した。
「みんなエラーだと思っていたから」(松井談)2000本目のボールは手に入らなかったらしいが、
それは”単なる通過点”という意味。
3000本に向かって再スタートだッ!がんばれ北陸の星・松井!!

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