熱烈なる本ブログ読者へのお中元 その(1)

おかげさまで、本ブログは全国の皆様にご愛読戴いているようです。
中にはご丁寧に、かつ熱心に書き込みを戴く場合もあります。
特に、経済関連記事については格段の(=マニアックな)注目を戴いているようです。

どこのどなたかは存じませんが、先週の「参院選と相場動向」について、
強烈なる叱咤激励を戴いた熱心な読者に、2回にわたりお中元をお贈り申し上げます。
以下は「びー・だぶりゅー・れぽーと」からの抜粋であります。
どうかシッカリお受取戴きますよう。

ちなみにご説明しますと、「びー・だぶりゅー・れぽーと」とは、
青=Blue=B=ビー、柳=Willow=W=ダブリューで、青柳事務所の発行するレポートであります。

●日経平均株価の長期的分析(2007年7月9日付け第509号)
今週は日経平均株価の長期的分析です。
日本経済の格差が頓着される中で、日経平均株価は下げ渋っています。
今月には参院選挙を控え、自民苦戦がと伝えられており、日経平均も様子見気分が先行しています。微妙な地合いです。

-谷間の綱渡り状態の中、続伸。
 18,000円回復で20,000円が視野も、常に反落リスク。
 背後の上昇する先行スパンを意識も、谷間を渡り切れるか。
 明らかに浮遊感。様子見気分も残る展開-
① 月足は12ヶ月サイクルが機能しているようです。2005年後半からの快進撃が、
サイクル転換月の06年4月の17,563円を頭に下押しが先行しましたが、先行スパンが下支え、
6月の14,045円を底に反発、18,000円を回復しています。
根幹の騰勢は感じられる展開となっています。

② 谷底を覗き込む態勢の中で、背後の上昇する先行スパンに追随しようとする動きですが、
形態的には反落リスクが顕著となっています。
02年5月の12,081円と04年4月の12,195円で構成される長期ダブルトップを上抜け後、
騰勢が増幅する展開ですが、底の深い谷底と上昇する先行スパンのせめぎあいになっています。

③ 長期的にみた理論的な上値のメドは
06年6月の14,045円と06年4月の17,563円の波動倍返しの21,081円。
値段的な上値のメドとしては、99年7月の18,623円、00年5月の18,586円、
そして2000年4月の20,833円。
03年4月28日の7,603円×3=22,809円も重要な上値のメドとなります。

④ 史上最高値の89年12月29日の38,957円の五分の一の7,791円を下回る同上7,603円からの
反転となった結果、超長期的な底値を打ったと断定してもよさそうです。
また04年5月17日の10,489円と05年4月21日の10,770円でダブルボトム形成、
下支えする態勢となっています。
10,489円×2=20,978円も重要な上値のメドになります。

⑤ 18,000円をクリアした結果、20,000円が視野に入っていますが、
谷底状態を無傷で通過することができるか否か。常に反落リスクを含有しています。
理論的に強烈なレジスタンスであった15,000円を回復した結果騰勢が先行していますが、
先行スパン谷間に向け、一気に下押す可能性を念頭に置かねばならないようです。

⑥ 今回の12ヶ月サイクル転換して4ヶ月。方向を見定める動きとなっています。
背後の上昇する先行スパンの形態からは20,000円超えなど、
更なる高値の可能性を含有していますが、一筋縄ではいかないようです。

⑦ 今月には参院選挙も控えており、微妙な地合いの中での推移となっています。
第三四半期に突入していますが、反落リスクには注意したいところ。
私見ですが、円絡みの銘柄は形態の変化に従順なことから、「18,000円超の売り有利」と見ます。

●日経平均株価のテクニカル分析(2007年7月23日付第511号)
(日足から=13日サイクル)
-上昇する先行スパンに対峙する中ジグザクの動き。
  「17,800~18,300円」のレンジでの膠着状態。
  日足・週足が同じような形態。「戻り売り」パターンは不変-
① 18,300円を意識しながらジグザクの動きが続いています。
3月5日の16,532円、3月14日の16,628円、3月16日の16,643円でトリプルボトム形成以降の
上昇の流れは継続していますが、2月26日の18,300円を上抜け切れない状況が続いています。

② 4月前半から6月後半まで、17,500円でもみ合った結果、同レベルがサポートする態勢ですが、
現状の先行スパンの上限が凸凹になっており、それがジグザクの動きを醸成しています。
様子見気分も残る展開となっています。

③ 理論的な上値のメドは6月13日の17,591円と6月16日の18,073円の波動倍返しの18,555円。
5月25日の17,370円と6月4日の18,071円の波動倍返しの18,772円。
理論的には、18,500円超えの可能性がありますが、そう簡単ではないようです。

④ 6月13日の17,591円、6月27日の17,848円、7月12日の17,919円と下値切り上げ態勢ですが、
上下要因が混在「17,800~18,300円」のレンジ気配となっています。
上昇する先行スパンは買い材料ですが、本格的に機能しないまま浮遊感が先行しています。

⑤ 参院選挙前の気迷い局面。変らず「18,300円レベルの売り」有利と見ます。

(週足から=10週サイクル)
-2月26日の18,300円を視野にしたもみ合い。
 台形状の先行スパン迫る中での気迷い。
 背後の先行スパンの形態は買い材料も、転換期特有の微妙な地合い-

① 2月26日の18,300円上抜けを視野に膠着しています。
05年4月21日の10,770円と同5月17日の10,788円で構成されるダブルボトムをベースとした
長期上昇態勢の中で、台形状の先行スパンに近づく中で、様子見気分も残っています。

② 04年4月26日の12,195円が天井、7月1日の11,988円が二番天井となるダブルトップ上抜け
以降の上昇の流れが継続しています。
台形状の先行スパンは確かに買い材料ですが、解釈に戸惑っているようです。

③ 今回の上昇の原点3月5日の16,532円(=16,500円レベル)は固そうで、
久し振りの安定した先行スパンも迫り、戦略を決め難い地合いには違いありません。
ただ先行スパンに乗っかったわけではなく、寸前で下押しとなった場合、急激な下押しになる可能性を秘めています。
転換期特有の微妙な局面が続きます。20,000円目指しの買い追随はし難い。
「(18,300円レベルを中心に)売り場所を探したい」局面です。


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