ご興味ある方はどうぞ その(6)
円が(対米ドルで)12年振りに100円を突破している。
今後の円は果たしてどうなるのか。
今回は“特別サービス”として、
青柳事務所の発行する「びー・だぶりゅー・れぽーと」2008年3月17日付第543号の“早刷り版”と
して同号掲載の「ドル円のテクニカル分析」を掲載致します。
●ドル円のテクニカル分析
(日足から=20日サイクル)
-円続伸。100円割れ。
先行スパンの下落に沿って、頭がジリジリ重くなる。
当面の下値を見定める動き。とりあえずは97円前半が下値目標か-
① 先行スパンの支配下に入り、下押し先行、100円を割込んでいます。
1月22日の105.62円を中心に、1月16日の105.97円と1月28日の106.00円で
構成されるトリプルボトムを下抜けたことで、当面の下値を探る動きとなっています。
② 理論的な下値メドは
07年12月27日の114.38円と08年1月16日の105.97円の波動倍返しの97.56円。
08年2月26日の108.14円と同3月3日の102.61円の波動倍返しの97.08円。
07年10月15日の117.83円と同11月27日の107.29円の波動倍返しの96.75円。
③ 現先行スパンは下落しつつ徐々に厚みが増しています。
100円を割りこんだ結果、「90円台のどのレベルが当面の下値になるか」を見定める動きと
なってきました。
上記②で検証したようにとりあえずは97円前半が目標となるようです。
④ 12月27日の114.38円を頭に、1月10日の110.10円、2月26日の108.14円と
いう節目をつくることで、急落地合いが理詰めになり始めています。
下に張出す先行スパンが目立ち始めており、更なる下押しに要注意すべき局面のようです。
⑤ 長期的に見れば100円割れは「買い下がり」のレベルですが、下落に勢いがついており、
下値を慎重に見定めたい局面です。
08年第一四半期の正念場を迎えたようです。
(週足から=13週サイクル)
-続落。105円下抜けた結果、ジリジリ100円割れ。
2006年5月17日の109.02円下抜けで、底抜け感。
大きな空間の中で、手探りで下値を摸索する展開-
① 大きな空間の中で、手探りで下値を摸索する展開となっています。
背後の下に張出す先行スパンが目立ちますが、現状では影響軽微。
依然として先行スパンが本格機能しない状態が続き、転換期の様相は否めません。
② 週足からの理論的な下値のメドは、
07年6月17日の124.14円と同8月12日の111.60円の波動倍返しの99.06円。
07年12月27日の114.38円と08年1月16日の105.97円の波動倍返しの97.56円。
07年10月15日の117.83円と同11月27日の107.29円の波動倍返しの96.75円。
③ 本欄では、「10月15日の117.83円と8月12日の111.60円の波動倍返しの105.37円を下抜ければ
100円割れ」と想定してきましたが、まずは想定通りの動きとなっています。
④大きなな空間が目立ち、理論的には「買い拾い」有利と見るしかありませんが、
先行スパンが機能せず、アク抜け感のない展開で、下押しが先行しそうです。
まさに08年の正念場の様相です。
