5月新刊「利益を上げるFXの鉄則」
続きまして、5月の新刊のご案内であります。
何故そんなに続いて?と思われましょうが、
これまで1年半貯めていたものを一気に吐き出したと思って戴くしかなく、
またまたよろしくご支援下さい。
タイトルの新刊は、(見た通りの)久し振りの為替本。
本来が為替畑出身でありますから、自分の専門分野。
最近は、若いOLやら、オバちゃんの皆様が「私にもできます」シリーズで闊歩されておりますが、
余りに相場をナメたことをおっしゃっておりますので、”ここを先途のガツンと一発”であります。
外国為替は本来、銀行のみが取引を認可されてきました。
証券や生損保も、そして商社や輸出入業者も、為替取引は全て銀行を通して為替市場に参入
していました。
外国為替業務は、文字通り外国通貨を扱うことから、銀行では各種試験を通して行員を選抜し、
銀行業の基本は勿論、英語力、為替市場のメカニズムを徹底して教育するシステムを
採っていました。
言ってみれば、外国為替業務に従事できたのは“選ばれた行員”であったわけです。
ところが金融のグローバル化およびITが進捗する98年頃から、金融界では「原則自由」の
流れが爆発的に拡大していきました。
こうした原則自由の流れの延長線上に、現在の為替の個人取引(外国為替証拠金取引)
があります。
要は全くの素人でも為替取引が可能だし、また外国為替取引を仲介する業者になること
も可能になりました。
こうした諸環境の変化と共に、ここ3年ほど続いた円安・ドル高の流れが為替人気に拍車を
かけることになりました。
要は「円を売って他の通貨を買う」取引さえ続けていれば、ごく当たり前に儲かった。
円安がこのまま続けば皆がハッピーだった。
ところが、昨年6月に1㌦=124円台だった円は、
この3月に95円台(3月17日の95.77円)の急激な円高・ドル安になりました。
かくして、円安・ドル高局面では海外市場からミセス・ワタナベと揶揄され、
基本的な勉強もせず“為替為替という最高難度の金融取引”に関った日本のOL・主婦層の損害は、
07年8月からの円高局面で、(推定で)5,000億円を超えると言われています。
一方で、個人取引を扱う業者=仲介業者にも大きな問題が露呈しています。
顧客からの預託金と、自己資金とを分別して管理するのが原則中の原則ですが、
客のカネは自分のカネとばかり、顧客の資金を使って相場を張り、大きな損失を出す業者が
続出しています。
07年10月以降、FX業者の倒産数は4社に上り、今後も増えるのは必至の状況です。
相場に対峙するためには、ファンダメンタル(基礎的要因)分析やチャート分析を丹念に
行なっていかねばなりません。
だたそうしたからといって、百戦百勝はあり得ません。
結局、相場は簡単ではありません。奥がとてつもなく深いのです。
ラッキーパンチでたまたま勝つことがあっても、勝ち続けることは不可能です
私は30年超の市場経験から、相場に絡む悲喜劇を目のあたりにしてきました。
今回の為替本は、そうした安易に流れる為替取引(FX取引)に対する警告書であり、
真剣に勉強しようとしない個人投資家、および根幹の知識のないまま不用意に勧誘を
仕掛ける仲介業者に対する警告書であります。
5月22日頃から有名書店に並ぶはずです。
よろしくご支援ほどお願い申し上げます。
