東京銀座、秋の風

11月になっても、夏物が仕舞えないでおります。
人一倍暑がりの自分は、
11月になっても夏物の薄物じゃ、なんぼなんでもって感じで、
無理して秋物のパンツをはいてる、って状態。
平生はハーフパンツにポロシャツとTシャツの重ね着が定番。
それでも5分も歩くと汗ばむといった状態で、オレって“変態”なのかな、
などど自嘲気味に考えております。
明日、11月8日からはグッと気温が下がるとの予報が出ておりますが、
果たして本当でしょうか?

本ブログに恒常的にアクセスを戴いている複数の方々から、
「たまには“銀座モノ”を書けよ!」とのリクエストが参っております。
言っておきますが、私は銀座関連の専門家ではありませぬ。
どうせ「飲み屋界の状況を知らせよ!」ってことでありましょうが、
行っている店が変わったわけでもなし、積極的に新規開拓をしたわけでもなし、
至って淡々とした毎日であります。

最近の銀座の変わった点と言えば、「百貨店戦争」が激化していてことでしょうか。
「有楽町阪急」が「阪急メンズ・トウキョー」として新装開店。
そして「西武有楽町店」の跡地に「ルミネ有楽町店」が新装開店。
確かに「阪急メンズ・トウキョー」ができたことで、銀座一帯が女性の街と化する
のを防いだって感じのする展開ですが、ルミネが出店したことで、またまた女性の
数が増えたような気が致します。

こうした流れの中で、老舗の松屋・三越が連携するなど、銀座全体が刺激を受け、
盛り上がっているのは間違いのない事実のようです。
でもまぁ、自分などは、ユニクロ製品くらいには手が出るとして、この不景気な折、
高級衣料に手が出るほど余裕がありませぬ…
ただひたすら、女性のすざまじいパワーを感じている次第であります。

では本題の銀座のクラブ界について少々触れてみます。
銀座の飲み屋街は、12月の書入れ時を控え、もはや師走モードに入っております。
どうやって客のカネを落とさせるか…

オーナー連やら長老連から、まず今年の景気の状態を聞かれます。
答えはひとつで、
「空洞化現象が目立つ昨今、上か下かのどっちか。中間はございませんです。」
つまりは、銀座に来るヤツは、不況だ不況だと言いつつ、間違いなく来るし、
来ない方々にとっては銀座のクラブなど、全く無縁の世界であります。
それが昔からの銀座の百年一日のパターンであります。

ただ少なくとも往時の、例えばバブル時のような滅茶苦茶な破天荒な飲み方を
される方は間違いなく減ったようです。
自分などは「変な値段をつけたらもう来ないからな!」と、最初から予防線を
張っておりますです。
バカ高い店で、エイヤッツと、ドンチャンやる余裕などありませぬ!

そして12月を前にしたこの時期、引退を表明され、去って行かれる女性連が
多いのも特徴と言えば特徴かもしれません。
銀座のクラブ界は、
「日本中で選りすぐられた女性の、人生で一番ウツクシイ時を、一番ウツクシク着飾って
高いカネを取る世界」
でありまするから、そうした誇り高き女性たちは、全体の雰囲気を本能的に察知し、
自分の引き際については敏感に感じとっておられるようです。

自分の狭い守備範囲の中でも、今年の秋も数人の女性が去って行きました。
いつもながらの銀座の風景であります。
東京銀座の秋…
時代が変わり、周囲の風景が変わっても、根幹は何も変わらないような気が致します。