2016年08月27日

始まったカウントダウン・2020東京五輪

4年に一度の世界のお祭り、オリンピックが終わりました。
今回のリオ五輪、地球の真裏で、昼夜が全くの逆。
結果として、日本時間深夜から始まる試合をライブで見ることになりました。
日本選手の予想以上の活躍が目立ち、熱戦も相次ぎ、チャンネルを操作しながら、
同時に2種類以上の種目を見るというパターンになりました。
深夜から早朝にかけての熱戦を見る毎日。疲れないわけがありませんよね。

リオ五輪が終わって、祭りの後のダルイ雰囲気。
久し振りで見るMLBが新鮮でした。
NHKはリオ五輪前から、「イチロー3000本安打フィバー」を盛り上げ、
さして面白くもないマーリンズ戦オンリーの番組構成でした。
代打しか出てこないイチローを見るのに2時間超の試合を見続けるのは
(実際にはBGMとして流し続けるのは)エネルギーの無駄のように思えました。
挙句、初ヒットから3000本に至る全打席を映し出すに番組を繰り返し流すに
至って、我慢強い(!?)自分も完全に切れてしまいました。

リオ五輪が終わって、そしてイチロー3000本フィーバも終わって、
ようやく通常の番組編成になっています。
前田健太のドジャース、田中将大のヤンキース、岩隈・青木のマリナーズ
ダルビッシュのレンジャーズ…
毎日が味付けの濃い無国籍料理ばっか食って、ゲップ状態になって、
のり、たまご、納豆、ご飯の、日本の定番のサラサラ朝食を食べている感じに
なっています。ものすごく新鮮で美味しく感じます。

これが自分の偽らざる感想ですが、皆さんはどうでしたか???
そんなに入れ込んでオリンピックを見なかった!?
それはそうでしょうね、いかにお祭りとは言え、サラッとが普通ですよね…

・・・・・・・・・・・・

日本時間8月22日午前のリオ五輪の閉会式。
鶴の刺繍の入った着物姿の小池東京都知事が
IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長から五輪旗を受け取った。
この瞬間から2020年東京五輪がカウントダウンに入った。

リオ五輪で獲得したメダルは金12個、銀8個、銅が21個の合計41個。
入賞総数88を含めて過去最高となった。
金が目標に2個及ばず、銀が6個減となったなど、全てが思惑通りには
いかなかったものの、日本選手の活躍はその内容を含めほぼ満点だった。

今回の日本躍進には日本政府の“本気度”を示す積極姿勢があったのも
大きな要因になった。
昨年10月にスポーツ庁が発足、2020年の東京五輪に向け、
公金を導入してメダル獲得を後押しする方向に舵を切った。

今年度のスポーツ予算324億円のうちから、
五輪・パラリンピックの選手強化のために87億円、
医学方面からメダル有望種目を重点支援する事業にも35億円が投じられている。
結果、代表選手は日常的に合宿して医学サポートを受けながら鍛錬することが
可能になった。そして遠征に使える資金も潤沢になった。

今回のリオ五輪では、競技によっては時差調整を兼ねた海外合宿や試合を経て
現地に入り、リオ現地にも8億円をかけて日本選手の最終調整をサポートする
拠点が設置された。
さらに味の素の協力を得て、選手村から徒歩3分の場所に
24時間体制の日本食拠点「G・ロードステーション」が設置された。

時間が経つにつれ、今回の日本の躍進には、
“必要資金がふんだんに投入された”ことが分かり始めている。
東京五輪では「金メダル第三位を目指す」目標が設定されている。
リオ五輪の金メダル第3位は中国で26個。金メダル倍増は至難。
ただ今回のリオ五輪の好成績から、
現状324億円の年間予算を1000億円にする案も出始めている。

今回のリオ五輪では柔道、レスリング、体操、水泳の「御四家」の他、
バトミントン、卓球、陸上男子短距離の躍進が目立った。
少々早すぎるかもしれないが、東京五輪後の日本のスポーツ界を考え、
押せ押せの雰囲気の今こそ、持続的にメダリストを育てる環境整備に
取り組まなければならないだろう。要は「資金を投入する」時期である。

今回のリオ五輪、連日熱戦が繰り広げられ、結果も出た結果、昼夜逆の生活、
というより昼間の高校野球も相まって、この暑き折、睡眠不足の日々であった。
だが世界の舞台で活躍する日本選手を見るのは“(元気の出る)栄養剤”だった
のは間違いない。

(4年に1度の)お祭りの後のダルイ雰囲気になっている。
しかし2020年東京五輪がカウントダウンに入った。
費用の拡大が俎上に上がる昨今だが、末代まで残る日本のDNAを飛躍的に
伸長させるための費用は積極的に使う時期と思う。
それは無駄遣いではない。
50年に1回の日本での五輪。有効活用すべきである。


2016年08月20日

リオ五輪で躍動する東京世代。強くそして美しく

残暑お見舞い申し上げます。
今年の夏は、というよりお盆は、リオ五輪と夏の高校野球が重なって
しまいました。
リオは日本のちょうど裏側。つまりリオは昼夜が真逆な世界。
結果、昼間は高校野球、真夜中から早朝にかけてはリオ五輪という
「いつ寝るの?」って世界が出来上がってしまいました。
折からの猛暑もあり、皆様にも随分とお疲れのことと思います。

リオ五輪、メダルラッシュで凄かったですね。
2020年の東京五輪に期待が持てそうです。
蛇足ながら、我が富山県から女子柔道、レスリングで金メダリストが
2人も誕生しました。少々地味ではあります。とは言え、金メダルは金メダル。
県民栄誉賞騒動が起こるのは必至の気配であります。

かくいうわたくしも何気に疲れております。
お盆と言うことで、1週間お休みを戴きましたが、
今後ともアクセスのほど、よろしくお願い申し上げます。
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日本語で「リオ」と言えば、ブラジルの旧首都のリオデジャネイロを指す。
それは今や常識。
だがその語源の由来を知ったのはつい最近である。
リオとは「川」。そしてリオデジャネイロとは「1月の川」。
1502年に着いたポルトガル人の探検家が、
大西洋に面した湾を河川の一部として名付けたとされている。

この夏、そのリオデジャネイロ(以降リオ)で、
南米大陸で初めての開催された五輪が世界の注目を集めた。
「準備不足」「ジカ熱」「治安」「特有の熱帯気候」など、
様々な要因に不安視する観測がなされたが、まずは無事に進行している。

4年後の今頃は、日本は閉幕したばかりの五輪の余韻に浸っているはずである。
日本の交通ダイヤが世界一時間に正確なように、
諸事全般の手筈は定められた日にちまでにキッチリ整えらるはず。

たが心配な点がないわけではない。
2020年東京五輪が8月9日までの酷暑の中で、
パラリンピックが8月25日からの残暑の中で行われる予定になっている点である。
最近の日本の夏はおかしい、というより異常である。
日本列島が亜熱帯になってしまっている。
当該開催期間は「屋外の運動は避けるように」「なるべく外出は避けましょう」
との警告の中で行われる競技や観戦となる。まるでギャグである。

誘致合戦の際、
日本の夏は「晴れ日が多く温暖で、アスリートに理想的な気候」と世界に売り込んだ。
07年夏、大阪での世界陸上では体調を崩す選手が相次ぎ、
男子マラソンでは出場者の3割が途中棄権した。
酷暑の上に、台風が襲来したらどうする…?

国際オリンピック協会(IOC)が真夏の開催に拘るのは、
秋にスポーツのイベントが目白押し米国に配慮しているためと言われている。
五輪の基本理念は選手が第一のアスリートファースト。
米国やTV放映ファーストではないはず。
1964年の東京五輪10月開催決定が、いかに正しかったかが分かる話ではある。

いずれにしても4年後には東京五輪が開催される。
そしてはからずも今回のリオ五輪では
「東京五輪では自分たちが中心に」の“東京世代”の活躍が目立っている。
体操、柔道、水泳、女子レスリングなど、
「10の力のうち1しか出せず、相手が10を出してきても勝てるくらいの力」、
つまりは、「相対的な強さではなく、強さの絶対値を追求」し、
「勝つだけでなく清廉な美しさを追求した」種目の活躍が目立ったように思う。

最近のスポーツ界では「楽しむ」という表現がよくなされる。
「結果がよくなくても全力を尽くせばよい」とする曖昧で自分本位な考え方である。
あくまで私見だが、「楽しむ」という単語が連発される場合、
結果がよくない場合が多いような気がする。

上記の体操、柔道、水泳などは「世界に通用するレベルの高い数値」を設定し、
それをクリアできない者はいかなる事情があれ参加させない。
確かに「五輪は参加することに意義がある」のは間違いないが、
参加して惨敗し「とりあえず参加できました」「後につなげます」では
税金の無駄遣いだろう。

どん詰まりの陸上競技・男子400Mリレーで銀メダル獲得。
「9秒台が一人もいねぇ」「ファイナリストも一人もいねぇ」チームが
米国を破り、レジェンド・ボルトのジャマイカと互角の勝負した!!!

花も実もある東京世代。後は任せたよ!!


2016年08月06日

都議会のブラックボックス -炙り出される利権疑惑-

7月30日(土)は恒例隅田川の花火大会、
そしてその日は土用丑の日だった。
庶民の夏の代表料理だったうなぎ。
“まともな”うな重は5000円を超える高級料理となった。

「花火+うなぎ」に例年以上にザワザワする当日、
隅田川沿いには、早朝から私服の警察官の姿も目立った。
はからずも「テロの時代」を実感させられたのだった。

今年の隅田川花火大会がいつもより以上に盛り上がった理由は、
東京湾花火大会が中止になった上に、
「雨天順延なしの一発勝負」だったことも大きな要因だった。
予備日の31日が東京都知事選になったからである。

21人が立候補して乱戦模様に見えた都知事選は、
小池百合子、増田寛也、鳥越俊太郎の3候補による
“(敵を明確にする)劇場型”の選挙になった。
しかし今回の混戦模様の都知事選挙は、
石原慎太郎元都知事の一言で決まったと言える。

「大年増の厚化粧」。
増田候補の応援演説に立った石原元都知事の、小池候補をコキ下ろす一言で、
小池候補が「旧態然とした男社会に立ち向かう女性の代表」とする構図が
明確になった。
女性を敵に回した結果、形勢は一気に小池候補に傾いたのだった。

そしてリードする小池候補を自民党・公明党が押す増田候補が追う展開と
なった終盤は、「男同士の密会の場」をテーマに、
「小池VS自民党東京都連」から「小池VS内田茂都連幹事長」の
様相を強めていった。

選挙戦最終日の30日、小池候補は、
自身にフランスのジャンヌ・ダルクを重ねる声があると紹介した上で、
「私は火あぶりになる覚悟で都庁に行き、開かれた都庁を作る」と絶叫した。
こうした中で当日に予定されていた安倍晋三首相の増田候補に対する
応援演説は見送られた。
「負け戦は関わらない方がいいのではないか」の判断だった。

31日の選挙日当日。投票率は59.73%。
前回の46.14%を13.59ポント上回った。
そして投票締め切りの午後8時と同時に(=開票0%)
「小池百合子当選確実」のテロップが流れた。
獲得した票数は290万。
文句のつけようのない完勝だった。

31日には「元横綱千代の富士死去」のニュースも流れ、
当選確実のテロップが流れて以降、
都知事選のニュースは注目されなかった(ように思う)。
都知事選のドタバタよりは、
「国民的英雄・角界のウルフ死去」のニュースが重大であり、
大きかったのだった。

戦い済んで日が暮れて…
都知事選の結果の分析が進むにつれ、
「都議会のブラックボックス」が徐々に注目を集めるようになっている。
2020年の東京五輪。招致時には3000億円だった予算が5000億円に。
そして今では2兆円~3兆円に達すると言われている。

つまり、都議会のブラックボックス論議とは
「(最終的には元首相も絡んだ)“膨大な利権が徘徊する場所”、
それが東京都議会ではないか?」
との疑惑である。

真偽のほどは不明である。
ただきな臭い匂いがするのは事実。
相変わらず生々しい政治の世界。さてどうなりますか…

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