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    <title>ギャン理論の日本の第一人者 青柳孝直のブログ</title>
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    <updated>2012-05-19T04:46:57Z</updated>
    
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    <title>MLBの経済学  -ゴジラ・松井の復活なるか-</title>
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    <published>2012-05-19T04:43:13Z</published>
    <updated>2012-05-19T04:46:57Z</updated>
    
    <summary>テキサス・レンジャーズのダルビッシュ・有の活躍が目立っている。 現地時間5月16...</summary>
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        テキサス・レンジャーズのダルビッシュ・有の活躍が目立っている。
現地時間5月16日のオークランド・アスレチックス戦で6勝目を上げた。
日本の時と同様に、“打てるものなら打ってみろ！”式の、
“上から目線”の（いい意味でのダルビッシュ式）手抜きスタイルも戻った。

このままだと20勝も夢ではない状況。
ポスティングによるレンジャーズ入団には入札金を含めて1億1千万㌦（85億円）と
いう巨額が動いたが、その金額に文句を言わせない活躍である。

そのダルビッシュの活躍が“光”とすれば、“影”は55番・ゴジラ・松井。
所属先が決まらないまま2月下旬に渡米、そのままニューヨーク郊外の施設で
自主トレを続けてきた。
キャンプからオープン戦、そして公式戦が始まって1ヶ月経っても松井の獲得に
動く球団は皆無だった。
時間が経てば経つほど契約は難しくなっていった。

米国での契約は絶望的と思われ、巨人やDeNA、楽天など、日本の球団が水面下で
ラブコールを送る中で、事態が急展開したのは4月20日過ぎのことだった。
現地時間4月23日に地元メディアが一斉に松井獲得を報じ、
4月30日、レイズは正式にマイナー契約を結んだことを発表した。
5月1日、本拠地・トロピカーナ・スタジアムで、マイナー契約選手としては異例な
入団会見を行っている。

松井の置かれた立場は年棒が全てを物語っている。
6年前、松井がヤンキースと交わした契約では4年間で5200万㌦（約41億6千万円）。
自己最低といってよい成績に終わった昨年でさえ、425万㌦（約3億4千万円）。
今回の契約はマイナー契約であり、年俸は40万㌦（約3200万円）。
十分の一にまで極端に下げられる、いわばバーゲン・セールである。
 
マイナーは若手育成の場である。
移動は基本的にはバス。飛行機でもエコノミークラス。
1日の食費もメジャーは106㌦（約8480円）でステーキ・リーグと呼ばれ、
かたやマイナーは3食を25㌦（約2000円）で賄なければならない。
ハンバーガー・リーグだのホットドック・リーグと揶揄される所以である。

これまでも松井は、ケガのリハビリのためにマイナーでプレーしたことはあった。
しかし今回は全く立場が異なる。
ヤンキースで4番を打ち、ワールドシリーズでMVPに輝いた松井が、
調整ではなく結果を求めて3Aでプレーをすることになった。

「松井は野球をやりたかったのだ。ここ数年はひざの故障などで満足なプレーは
できなかった。だから日本ではなく、米国でもう一度、とこだわった…」。
諸般の論調は松井に対して概して好意的で、美辞麗句で苦境・松井を報じている。

しかしその実は、MLBで10年プレーすればMLBの生涯年金の額が違うことも
松井がMLBでのプレーにこだわる大きなポイントのようである。
要は「今年中をはいつくばって10年という時間の経過があれば生涯安心」というのが
松井の究極のシナリオのようである。

プロスポーツの世界はどうしても金銭が絡む。
たかが野球、されど野球である。



        
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    <title>生涯未婚率が示すもの</title>
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    <published>2012-05-12T23:10:14Z</published>
    <updated>2012-05-12T23:11:57Z</updated>
    
    <summary>まず生涯未婚率を定義したい。 内閣府によれば 『「45†49歳」と「50†54歳...</summary>
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        <name>青柳</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        まず生涯未婚率を定義したい。
内閣府によれば
『「45～49歳」と「50～54歳」未婚率の平均値から「50歳」の未婚率を算出したもの』
としている。
50歳で未婚の人は将来的にも結婚する予定がないと考えることができるから、
生涯独身でいる人がどのくらいいるかを示す指標として使われる。

2010年の国勢調査によれば男性の生涯未婚率が16.7％。そして女性が11.9％。
特筆すべきは、前回の国勢調査2005年に比較して男性はほぼ横ばいだが、
女性が5ポイント近く上昇している点である。
要は現在の日本の男性の5人に1人が生涯独身であり、
女性が10人に1人が生涯独身だということになる。

人生90年とみれば、50歳で独身であるとしても不思議ではないことにはなる。
とは言え、50歳を過ぎての子作り・子育ては確かに楽ではない。
要は、「結婚生活を営み、子孫を残す作業を“しない”ことを是認する」時代に
なったということなのだろうか。

人生60年と言われた1950年～1980年あたりまでは、生涯未婚率が男女とも
2～4％近辺で定着していた。
急上昇し始めるのは1990年からである。時代背景を考えれば、バブル時代突入と共に、
生涯未婚率が上昇し始めたことになる。

確かにバブル時代あたりから男女雇用均等時代が本格化し、女性が強くなった点は
否めない。
女性が単独で不動産を購入する時代に入ったのもその頃からだったと思う。
また夫唱婦随の時代から、「婦唱夫随の時代」が始まったとも言える。

そして、ゆとり時代で育った人間が、本格的に社会人として世の中に出るように
なると、急カーブを描くようになる。
この調子だと、女性の生涯未婚率が男性を上回るのも近いのではないかと考えられる。

草食系男子or肉食系女子という言い方が流行し始めたのはここ2～3年のことである。
迫力のない男性が増えたということであろうが、
基本的に男性が女性をリードしなければ（守らなければ）ならないとする
「日本の伝統的な考え方」が寂れ始めている。

最近になって気づいたことだが、
最近の20代の女性は、確かに昔の20代とは違うようである。
エネルギッシュで固定概念に囚われない。
「想定外」に対しても、敢然と向かっていく。
それに比して20代の男性は、前よりも更に“ひよっこ”になった気がする。
また自分の周囲の30代40代の男性群も、“独身生活を謳歌する”というより、
“毒身生活に埋没”しているパターンが数多く見受けられる。

「一流大学→一流企業」という、戦後の日本のエスカレート的システムが完全に崩れ、
「一流とは何か」が論議される時代となっている。
「（日本式の）一流」が崩れ、「35歳定年制」が言われ始めた今、
日本のオトコ達が「想定外」の展開に自信を失い、迷っている。

最近刊行した「2015年　日本円完全消滅」では、日本全体のシステムが根幹から
改められると論述した。
次回の国勢調査は2015年。
その時点で、女性の生涯未婚率が男性のそれを上回っているように思えてしようが
ないのである。



        
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    <title>つれずれなるまま、酒浸りの日々</title>
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    <published>2012-05-06T02:58:16Z</published>
    <updated>2012-05-06T03:02:18Z</updated>
    
    <summary>1日2日を休めば9連休となる黄金週間。 日頃アクセスを戴いている皆様には如何お過...</summary>
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        1日2日を休めば9連休となる黄金週間。
日頃アクセスを戴いている皆様には如何お過ごしでしたでしょうか？

寒い寒い、何でこんな寒いんだ、温暖化現象はウソかよ、と言っているうち、
いつの間にかマフラーをしなくなり、
遅い遅いといって言っていたサクラが咲き、そして青々とした葉桜になり、
いつの間にか汗をかく季節となっております。
季節は巡るとは言いますが、本当にごくごく自然に時間が流れております。

自分は、と言えば、連休前半戦は相変わらずのひたすら飲むだけの生活。
そして1日に実家方面に帰り、5日の午前中には帰京致しました。

ただ実家方面でも連日にわたって飲み歩いておりました。
実家方面で唯一（！？）の若い女性が集まる“ちょんた”という意味不明の
ネーミングの居酒屋（焼き鳥が中心メニュー）にはキチン顔を出し、
中学時代の同級生がやっているミニクラブにもきちんと仁義を切り、
近所のタカシのやってる寿司屋にも何気に顔を出す、といった、
百年一日のパターンをキッチリ守り通しましたです。

また帰京した5日の夕方からは、麻布十番にあるシャンパンバーの試飲会にも
顔を出しました。まさに“歩く奈良漬け”状態であります。

“ええッ！　お前がシャンパン？”とおっしゃるとは思いますが、
金沢出身で、アラサーで、元キャンパス・クィーンがやっているその店は
シャンパンという、いかにもセレブな飲み物を、自分みたいな野良犬にも
その美味しさを丁寧に教えてくれております。
スッキリ言ってしまえば、いわゆる調教ですなコリャ～

つまみも世界各国のチーズを中心に、和風の食材をフランス風に仕上げて、
そうかこんな食べ方もあったか、と思わせるような仕上げになっております。
ちなみに昨晩出されたのは“ほおずき”。
あんなもん、食えんのかよ、と思われるかもしれませんが、
新種のほおずきらしく、まさに果物のジャンルになってしまっておりました。

かくして、あれだけ嫌っていたシャンパンも、自分好みのシャンパンが存在する
ことが分かり、まずいまずいと思いつつも、“悪の道”に入り込んでしまいそうな
気配になっております。ほんと、ヤバイです。

今回の帰郷の際、驚かされたことがあります。
4日の夕方、実家方面の知人と、地元のテーマパーク・ほたるいかミュージアムで
待ち合わせ致しましたが、満員御礼札止めで入場お断り。
しかも県外ナンバーの車と、若いカップルのオンパレードで、
交通整理のおじさんが（誇らしげに）ピッピッと笛を吹いておりました。
確かに実家・滑川のほたるいかは、世界の魚市場・築地でも“滑川産”と形容詞がつく、
今や全国区のブランドではありますが、
“おいおい、これが滑川か？”といった盛況でありました。
ここから3年の間に北陸新幹線も正式に開通することだし、何とかせにゃなるまい
と、つくづく思った次第であります。

つらずらと日記風に書いてみましたが、最後に一言。
今回の新刊「2015年　日本円完全消滅」も、お陰様である程度の評価を戴きました。
皆様のご協力に感謝致します。本当にありがとうございました。
今後共、よろしくお願い申し上げます。



        
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    <title>居酒屋の経済学</title>
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    <published>2012-04-28T04:39:52Z</published>
    <updated>2012-04-28T04:44:13Z</updated>
    
    <summary>酒を（本格的に）飲み出したのは、当然ながら大学時代である。 今は亡き叔父が、銀座...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        酒を（本格的に）飲み出したのは、当然ながら大学時代である。
今は亡き叔父が、銀座・ソニービル近くの外堀通り沿いにやっていたスタンドバーで、
今日は入学のご褒美だ！！ご馳走してやる！！さぁ飲め！！
と出されたのがサントリー・オールドのコークハイ（ウィスキーのコーラ割り）だった。
それが自分の酒人生を決定的にした。

以来、サントリー系ウィスキーのハイボール（ウィスキーの炭酸割り）一筋の人生である。
つい最近、サントリー角瓶の炭酸割を、これをハイボールと呼ぶんだと、
あたかも新商品の如くの扱いをしているが、
元々は1970年代前半から営々として飲まれてきた“伝統的な”手法である。
今更何言ってんだか、って思う。

自分の学生時代はほんとにあきれるほど、浴びるように飲んだ。
そして吐いては強くなっていった。
こんな言い方をすると世の教育ママ連中には眉を顰められるとは思うが、
吐くほど飲むからアルコールに対して免疫性ができるのである。
当たり前の“実戦論”である。

ワセダの街、高田馬場は学生に対して至極寛大だった。
高い酒を安く、またつまみも高級なもの、
言葉を変えれば、酒に合うような“（通の）大人の味”をさりげなく供してくれた。

そんな環境で育ったせいか、酒を飲む時は余り食べない。
そして食べる時は飲まないという習性が身についてしまった。
自慢じゃないが、食べながらダラダラ飲むなんて芸当は自分にはできそうにもない。

1980年代後半から居酒屋チェーンが流行り出した。
「（ダラダラ）食べながら飲む」ことをテーマにしているから、とにかく酒が薄い。
その薄さは、自分のような呑兵衛にしてみれば“酒の味のする水”である。
つまみも、生ものは全くの問題外。
メニュー全体が「電子レンジでチン」のパターンのオンパレードだから、
脂っこいだけで、さっぱり美味くない。

一時大流行した「村さ来」「つぼ八」「和民」などの有名チェーンを、
とりあえずと行ってみたが、期待にたがわずガッカリするばかりだった。
こんなんじゃそのうち若者も離れていくわ、などと思っていた。

予想に違わず、居酒屋市場は1992年の約1兆4600億円をピークに減少しており、
2010年には9946億円まで落ち込んだ。
市場関係者では、若者のアルコール離れを原因に上げているが、
その実は市場関係者が若者に“本当の酒の味”“本当の酒の飲み方”を教えなかった
ツケがきているのだと思う。

現在住まいしている佃界隈は、銀座・六本木に近く、築地市場も近い。
日本で一番美味しいサカナが集まる築地のすし、
というより酒のつまみは極端に安価で最高に美味い。
特に“まかない”で出された料理を供されると、酒がドンドン進んでいく。

若者が酒離れをしているのではないと思う。
そうした安価で美味しいつまみがあると知れば自然に若者はついてくる。
日本式の想定内の考え方では何も変わらないのである。



        
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    <title>「柔道はもはや日本のお家芸ではない」という不都合な現実 </title>
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    <published>2012-04-21T05:39:18Z</published>
    <updated>2012-04-21T05:44:46Z</updated>
    
    <summary>この4月から中学で武道必修化がスタートした。 柔道、相撲、剣道の三種目から学校が...</summary>
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        この4月から中学で武道必修化がスタートした。
柔道、相撲、剣道の三種目から学校が選択するのだが、読売新聞の調査によれば、
およそ7割の学校が柔道を選択するという。
では現状の日本における柔道に係る環境はどうなっているのであろうか。

名古屋大学の調査によれば、1983年度から2010年度28年間で、
柔道に絡んだ事故で114名が死亡したとしている。
年平均で4名以上が死亡していることになる。
これは他のスポーツに比して異常に高い数字であり、
その他にも深刻な高次脳機能障害、つまりは植物状態になっている子供たちが
多数いるという。ではその対策は万全なのか。

日本の柔道は、1882年（明治15年）5月、
日本伝講道館柔道として嘉納治五郎によって創始された。
その10年後、嘉納治五郎は、
一高（現在の東京大学教養学部）校長、
高等師範学校（現在の筑波大学）校長、
そして文部省参事官（文部省大臣官房図書課長）を兼務するようになっていた。

結局、嘉納治五郎にとって柔道とは、教育に奉仕するものだった。
従って、既存の柔術のように、首を絞めたり、関節を折ったりする寝技は教育とは
いえないとし、足技、投げ技を中心とすることで見た目を美しく、
かつ勝敗を分かりやすくし、退屈に映る寝技には制限を設け、
関節技も肘関節だけに限定することによって安全性を高めた。

以来約130年、日本の柔道は立ち技に特化した講道館柔道に固執してきた。
しかしその講道館柔道は、1964年の東京オリンピックの無差別級で、
オランダのヘーシンクの寝技を中心とした柔道に敗れる頃から
世界における“立ち位置”に変化が出始める。

柔道の世界的な発展に最も寄与したのはフランスだった。
1930年代にフランスに伝わった柔道は、護身術にもなり、
その上しつけや礼儀作法まで学べる柔道を信頼し、国民の中に浸透していった。
2012年現在、フランスの人口は日本の約半分の6500万人。
しかし柔道人口は日本の18万人に対して3倍以上の60万人を数える。

そのフランスでは
「基礎体力が出来上がるまでは受け身と寝技のトレーニングを重視する。
つまりは首の筋肉がしっかりすれば、事故は確実に減る」
を基本とした指導法を採っているとされる。
つまりは日本の考え方と真逆である。

講道館を創始した嘉納治五郎は「自他共栄」「精力善用」を唱え、精神修養の
重要性を説いた。
そこには柔道が精神を鍛え、立派な人間をつくる教育的な武道であるとの
主張があった。
そうした創始者の精神は、時代の推移と共に、結果的に日本ではなくフランスに
受け継がれたのである。

頑なに考え方を変えようとしない日本の柔道はかってない危機の中にある。
女子はともかく、男子は、1988年のソウル五輪以降、多少の波はあるものの、
徐々に低下していった。

本当に残念ながら、世界のスポーツとなった柔道は、もはや日本のお家芸ではない。
世界の潮流を認識し、根幹の考え方を変える時期である。
今回の必修化により日本の柔道が再生するか否か。
ある意味での転換点には違いない。
　




        
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    <title>260億円の経済効果 -MLB（米大リーグ）の光と影- </title>
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    <published>2012-04-14T01:49:03Z</published>
    <updated>2012-04-14T01:53:26Z</updated>
    
    <summary>4月9日（日本時間4月10日）、 米大リーグ、テキサス・レンジャーズのダルビッシ...</summary>
    <author>
        <name>青柳</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        4月9日（日本時間4月10日）、
米大リーグ、テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有がシアトル・マリナーズ戦で
初先発した。
5回2/3、110球を投げて被安打8、失点5だったが、打線が奮起、11-5で初白星を手にした。

日本のファンにとっては“目玉”になったイチローとの対決は4打数3安打。
速球が高めに浮き、得意のスライダーも決まらない。
オープン戦で不安視された部分が、晴れの舞台でそのまま出る格好となった。

特に4安打3四球と荒れた1回は、5番打者まで初球が全てボール球。
カウントを整えるのに四苦八苦。
ただ3回を無失点で切り抜けると、4回、5回は三者凡退。
イチローに3安打目を許し、6回途中で降板した。

月曜にもかかわらず約4万2千人が詰めかける盛況。
そして前評判とはだいぶ違う大物ルーキーの降板にも、
スタンディング・オベーションで温かく見守った。
そうした状況を目にした日本人がむず痒くなる（！？）ような、丁寧過ぎる扱いだった。

当日の試合の模様は、日本の国営放送・NHKが午前9時から全国放送した。
視聴率はこの時間帯では脅威の9～10％を記録した。
今や日本のエースとなったダルビッシュに対する注目度を表すような数字ではあった。

入札金を含めて1億1千万㌦（85億円）という巨額のカネが動いた。
確かに今の日本の球界で、ダルビッシュを超える投手は見当たらない。
いるとすれば、楽天の田中将大くらいだが、球速ではなく8種類と言われる多彩な
変化球で、メジャーを制覇できるか否か。
金額に見合うだけの活躍ができるか否か。

今回のダルビッシュの移籍により260億円の経済効果があると試算されている。
放送権料、様々なグッヅ、旅行等を含めてのものと思われるが、
果たしてそれだけの巨額の効果が出るのか否か。

IT化が顕著に進んでいる昨今、世界中のスポーツが楽しめる時代。
“日本では云々”という世界ではない。
世界の一流の選手が競う中で、その中身（コンテンツ）が問題になっている。
「日本の野球が下に見られるのがすごく嫌だった」と臨んだメジャー挑戦ではあった。
ただ見ている側、特に日本人はハラハラするだけだった。

1995年の野茂英雄から始まったメジャー挑戦から17年。
数々の選手メジャーに挑戦していった。
しかしイチローを除く野手の影は薄い。
ワールド・シリーズでMVPを獲得した55番・ゴジラ・松井は移籍先さえ決まらないまま
現在に至っている。
また投手にしても、ドジャースからヤンキースに移籍した黒田博樹以外は
不振が目立っている。

スポーツという本来は純粋であるべき世界を、全てカネで換算するという、
米国式のビジネス・スタイルにシラける部分は否めない。
たかが野球、されど野球である。
日本を代表する大エース・ダルビッシュに、そうしたモヤモヤを吹っ飛ばしてほしい。



        
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    <title>サクラサク</title>
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    <published>2012-04-08T03:52:24Z</published>
    <updated>2012-04-08T03:53:46Z</updated>
    
    <summary>4月8日、日曜日、東京は快晴。そしてサクラが満開であります。 道行く人々の顔が全...</summary>
    <author>
        <name>青柳</name>
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        4月8日、日曜日、東京は快晴。そしてサクラが満開であります。
道行く人々の顔が全て穏やかで、サクラが咲くとなぜこんな雰囲気になるんだ、
といった、“ニッポンのハル～”の独特の風情を見せております。

サクラに関する話は一旦止めにして、今回はまず、お礼を申し上げなけばなりません。
約2年振りに刊行した「2015年　日本円完全消滅」が好調なスタートを切り、
3月30日付・三省堂・有楽町店・ビジネス部門・第二位にランイクイン致しました。

なぜ有楽町がポイントかと言いますと、ここ5年の銀座・有楽町は、
今や日本の情報発信基地になっているからであります。

ご存じのように最近の銀座・有楽町は世界有数のブランド各社が乱立し、
ユニクロが新規開店してからはまさにヒートアップしております。
週末ともなれば近在近郷から、ひょっとしたら全国から、10代後半から20代前半と
おぼしき女性軍団が集合し、そうした女性軍団が溢れれば、ついでに若い男性軍も
集合するといった、いわゆるスパイラル現象を起こすに至っております。

結果的に銀座・有楽町界隈は、10年前までは考えられなかった若者のテーマパーク
になり始めており、マロニエ通りの出発点、JR有楽町駅前の交通会館1F・2Fにある
三省堂書店・有楽町店は、いつも人で溢れかえっております。
ここ数年の動きを見ている中で、今度刊行した場合、最大のターゲットは
三省堂・有楽町だッ！と考えておりました。
従いまして、今回のランクインは望外の喜びであり、有難いと思っている次第です。

今回のランクインに関しましては、
銀座クラブ村、通称ザ・ムラの、経営者・マネージャー・おネェ様等の方々に、
絶大なるご支援と、ご足労を戴きました。
「青柳は、単なる酔っ払いじゃなかったんだ！？」ってことがお解り戴けたこと
でも十分効果があったと思う次第ですが、ここまで来たら“狙うはただ一つ”と
考えております。
以降も変わらぬ熱いご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

またこれから地方へと展開していきます。
本ブログにアクセスを戴いている方々にも、絶大なるご支援を戴きたく、
よろしくお願い申し上げます。

長い前置き（お礼）になりましたが、サクラの話の続きです。
7日の土曜日、テレビなどで、東京のサクラ満開！！と連発していたことから、
やおらサクラ見物に出かけました。
出かけると言っても、歩いて約1分の隅田川沿いのサクラを見物するだけのことですが、
ものの見事に咲いております。
佃に住まいし始めた頃にはスカスカだったサクラの木が、15年以上過ぎますと、
枝垂れ状態になっているのもあり、まさにサクラゲート状態になっております。

ただ如何せん、7日は寒過ぎました。
花よりダンゴと言いたいところではありますが、寒空の中で震えながら飲んでも
致し方ありません。そそくさと引き上げてきました。

なす術もなく、もやし5袋入りの焼きそば（軽～く3人前超）つくって、
さながら冬眠明けの熊のように、ムシャムシャと平らげてしまいました。
なんちゅ～花見だ！！と後悔しながら、目覚めた翌8日。
まさに花見日和となったという次第です。

なんだ結局は、サクラに絡めて本の宣伝してるだけじゃねぇか？ってですか？
はい、その通りであります。結局は本の宣伝になりましたです。
しつこで申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。


        
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    <title>「日本円は消滅する」という不都合な結末</title>
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    <published>2012-04-07T23:33:42Z</published>
    <updated>2012-04-08T21:32:15Z</updated>
    
    <summary>お陰様で、約2年振りに刊行した「2015年　日本円完全消滅」は、 ある程度インパ...</summary>
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        <name>青柳</name>
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        お陰様で、約2年振りに刊行した「2015年　日本円完全消滅」は、
ある程度インパクトをもって受け入れられている。
（3月30日付・三省堂・有楽町店・ビジネス部門・第二位にランイクイン）。

今回は戦後の金融の歴史からその可能性を論証したい。

第二次世界大戦終了時、
全世界の国内総生産（GDP）の40％を占める唯一の超大国であった米国は、
「金（GOLD）によって価値を保証されたドルを国際基軸通貨として機能させる」
金ドル本位制、および「各国が自国通貨の価値をドルに固定する」固定相場制を
2本の柱とするブレトンウッズ体制を構築、戦後四半世紀の間、
世界経済の復興・発展を主導した。

しかし1971年、米国はドルの金保証を撤廃し、固定相場を放棄する。
戦後の25年、世界経済を支え続けた結果、体力を消耗したのである。
以降、世界は
「価値保証のないドルを基軸通貨とする」ドル本位制と、「変動相場制の時代」へと
入っていく。

そして現在まで、
「米国ドルを中心としたシステムは長続きせず、いずれドルは暴落する」という
危惧を持たれながら、金融市場は動いてきた。
しかしその危惧は現実のものとはならなかった。

第一の理由としては、
米国は基軸通貨国として対外赤字のファイナンス（資金繰り）を考慮することなく
成長を維持できた。
一方輸出国は、米国の強い輸入需要のおかげで輸出中心型の成長を維持し、
獲得したドルは米国債を中心としたドル資産に投資した。
世界は、いわゆる“（危うい）ウィンウィン”の関係を暗黙のうちに了解してきたのである。

第二に、
たとえ赤字が増え続けようと、総合国力における米国の覇権的地位は不変だったし、
それを脅かす国もなかった。また基軸通貨としてドルに代わる通貨もなかった。
いかにドルの暴落リスクが叫ばれようと、市場がドルを捨て去ることができなかった。

第二次大戦以降、世界は一貫して米国を覇者として受け入れてきた。
ソ連との対立、日独の台頭、欧州の向上があっても、これらの対抗勢力は
米国にとって代わろうととする能力も意図も持っていなかった。

しかし、そうした資本主義世界に敢然と挑戦し始めたのが中国だった。
ラフに言えば、米国の衰退と中国の興隆は歴史的必然であるのかもしれない。
リーマン・ショック以降の米国の苦境は、中国の台頭の妥当性を裏付けた格好と
なっている。

最近の中国は、ドル基軸体制に対する批判を展開する一方で、
人民元の国際的利用の拡大に向けた長期計画を始動させている。
しかし忘れてならないのは、中国が抱える難問の数々である。
「輸出超過と過剰供給」「過大な外貨準備の蓄積とそれに伴う過剰流動性」
「資産バブルとインフレ」「公的部門を中心とした特別利益集団」等など…

総合的に考えれば、20世紀後半のような絶対性はないにしても、
現状のドル基軸体制が崩壊する可能性は薄い。
そして米国ドル・欧州ユーロ・中国・元という三大通貨時代の中で、
日本円は単独で生き残れるはずもなく、いずれかの通貨に吸収される。

この究極の三択の中で、日本が選択する道は米国ドルしか考えられないのである。


        
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    <title>消費税をめぐる30年の歴史</title>
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    <published>2012-03-31T04:31:17Z</published>
    <updated>2012-03-31T04:32:39Z</updated>
    
    <summary>消費税関連法案の国会提出に向けた調整が難航している。 現状の日本の財政には消費税...</summary>
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        <name>青柳</name>
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        消費税関連法案の国会提出に向けた調整が難航している。
現状の日本の財政には消費税増税は致し方のないところだが、
選挙絡みでゴタゴタするばかり。
今後はどうなるか、先行きがサッパリ見えてこない。
いずれにしても消費税を巡る議論は30年来、同じような論点を巡って争われ、
政局と絡み合ってきた。

戦後の日本の税制の基礎となったのは1949年のシャウプ勧告。
所得税や法人税などの直接税が中心で、富の再分配によって国民の所得格差を
縮める狙いがあった。
確かにその指針により、日本の進むべき道が示されたことにはなる。

そんな戦後の日本で、消費税（付加価値税）が最初に話題になったのは1970年。
欧州の税制視察から帰国した自民党の水田三喜男政調会長が、
「国民生活向上のための財源として間接税導入は必要だ」と語ったのが
消費税導入に関する議論のきっかけとなった。

具体的な議論が始まったのはそれから約10年後。
1979年1月、大平正芳首相が一般消費税の80年度からの導入準備を閣議決定する。
しかし小売業者や消費者団体の反発があり、自民党内での慎重論も台頭し、
選挙戦のさ中に増税を断念する。

3％の消費税導入にこぎつけるのは竹下登内閣の1989年4月。
大平首相の失敗から10年の歳月を要している。
その3％の消費税を5％に引き上げることに成功するのは
94年の自民・社会・新党さきがけ3党連立の社会党・村山富市内閣だった。
しかし翌95年の参院選では、社会党が改選数41が16に激減、
大敗を喫する結果となっている。

消費税増税論議がなされる所以は、日本国の借金（表面的には現在約１000兆円）が、
家計の純資産（資産から借金を差し引いた資産）を上回るっているのではないかと
危惧されているからである。

現状の試算では家計の純資産は、
1400兆円－400兆円（日本国民の個人的借金）=1000兆円となり、
ほぼイーブンとみられている。

ただ日本政府は外貨準備金や社会保障金などの金融資産を400兆円を保有している
ことになっており、とりあえずは安泰、との考え方もあるにはある。
しかしその400兆円は本当に存在するのか否かも不明である。

仮に日本政府保有の400兆円が現実に存在していることを前提にして、
年間50兆円の赤字国債を発行し続けたとすれば、結果的には単純計算で
「8年後には日本の財政は破綻する」ということになる。
つまりは（どんな遅くとも）2020年には日本はギリシャのようになる。

こうした現実を考えれば、消費税増額は、
欧州のような食料品などへの軽減税率を含めて、致し方のない措置とは言える。
しかし前提となる日本の財政に関する正確な数字を公表しないから、
世の中全体が疑心暗鬼になる。
選挙を絡めて議論するスタイルにはもう飽き飽きである。

いつの世も、政治家の保身のための思惑が先行する国に明るい将来はない。



        
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    <title>進む「フリーターという名の失業者」の高年齢化</title>
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    <published>2012-03-24T04:58:00Z</published>
    <updated>2012-03-24T05:04:29Z</updated>
    
    <summary>まずフリーターとは何か。 一般的には「正社員以外のアルバイトやパートで生計を立て...</summary>
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        <name>青柳</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        まずフリーターとは何か。
一般的には「正社員以外のアルバイトやパートで生計を立てている人」をいう。
政府の定義ではフリーターは15～34歳の若年層だけ。
しかし総務省の労働力調査（東日本大震災・被災3県を除く）では、
35～44歳でこの定義に該当する人は50万人に達するとしている。

バブル崩壊に伴う氷河期と言われた1993年以降に高校や大学を卒業し、
アルバイトを続けてきた人がそのまま40歳前後になった影響と見られている。
現状では15～34歳の世代でもフリーターは増加しており、11年の調査では176万人。
03年の217万人をピークに一旦減少してはいたが、09年から増加に転じている。

こうした状況の原因は日本の教育システムに問題があると言わざるを得ない。
これまで日本の多くの大学は、東大を頂点とした護送船団の中で安住し、
教育の本質、つまりは「世の中で即戦力となるための教育」を怠ってきた。

大学進学率が50％を超え、800近い大学がひしめく時代。
大学は大衆化し、少子化をベースとした生き残り競争の中で、教育の本質を
見誤っているパターンが多い。
つまりは百年一日のアナクロでおざなりの教育が、グローバルな世界に通じるはずもない。

米国の例を見るまでもなく、大学教育は「4年＋大学院＋α」の時代になっている。
日本の4年制の大学での教育は、即戦的ではない。
つまりは机上の空論のパターンがほとんどである。
教える側にも大きな問題があるのは言うまでもあるまい。

こうした日本の教育環境の中で、グローバル企業では通年採用が一般的であり、
4月入社というパターンは、先進国ではもはや日本だけという状態である。
また4月入社にしたところが「4軍」制度を採用しているのがほとんどである。

まず1軍は「4年＋大学院＋α（＝海外留学等）」の者が対象。
2軍は東大、一橋、早慶など、世に言う有名大学の4年卒の成績優秀な者が対象。
3軍はその他の一般大学からの一般競争入社。
そして4軍はいわゆるコネ入社というパターンである。

そして2軍以下は35歳あたりから足切りという厳しい“振るい分け”に
対峙しなければならない。
何故なら優秀な人間を採用するためには余剰人員は不要となるからである。
競争社会の当たり前の制度ではある。

一旦入社した者に対して生涯その生活を担保するという（日本的な）終身雇用制度は
とうに崩壊している。
そして「いい大学を出ていい会社に入ったら一生安心」という日本的なフレーズは、
「良い企業とは一体何か？」という大きなテーマの中で、完全に死語となっている。

かくして、フリーターといういかにも時代の寵児のようなネーミングがされても、
その実は「世の中の外れ者」というのが実態なのである。
そうした「外れ者」の面倒を見るだけの余裕は今の日本にはない。
少々厳しい言い方かもしれないが、油断せず、常に訓練をし、勉学を続けなければ、
世の中から見離される時代なのである。

他人ごとではない。気合いを入れて生きていくしかない。


        
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    <title>新刊本について</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://aoyagi-office.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=1/entry_id=522" title="新刊本について" />
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    <published>2012-03-20T04:39:16Z</published>
    <updated>2012-03-24T05:02:19Z</updated>
    
    <summary>　ワセダの先輩で剣道6段のＩさん。 良くも悪くも“（典型的な昔の）ワセダマン”。...</summary>
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        <name>青柳</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        　ワセダの先輩で剣道6段のＩさん。
良くも悪くも“（典型的な昔の）ワセダマン”。
泰然自若とした自然児で、酒好きで、そして韓流ドラマの歴史物が大好きなお方。
ついつい見とれてCDを10時間も見てしまったよ、ハッ、ハッ、ハッってな調子。
そしてビジネス書のマニアでもあります。
ビジネス関係の本が一番面白いという、ある種のマニア。
そんなＩさんとお知り合いになったのは、自著を10冊も読んで戴いたことが
キッカケとはなっております。

そのＩさんから、
「青柳さん、ユーロが消滅するって言ってる人がいるよ」と聞かされたのは、
かれこれ1年前。
「そんなのほっとけばいいじゃないですか」
「どうせ机上の空論だけの、市場の実態を知らない人だと思いますよ」

ところがその「ユーロ消滅」を唱えられる同志社大学の教授であられるH女史は、
あれよあれよという間にマスコミの寵児になられている。
その論調は、あたかもユーロ資産が雲集霧散するかのスタンスである。
なんであんな言い方をするんだろ、現状を綿密に分析すれば、
消滅する流れにあるのは日本の円じゃないのか…

そんな折、Iさんからしきりに牽制球を投げられる。
いつものように酒席での討論となるうち、
「青柳さん、そんなに言うなら何で書かないの？」
「もうそろそろじゃないの？」

確かにここ2年、自著を出版するという世界から離れておりました。
自分の文筆力の力不足を感じ、文章が簡潔で、解りやすい文章を書けるようにと
司馬遼太郎さんや、藤原正彦さんらのキリッとした美しい文章を何度も何度も読み返し、
体に染み込ませるよう訓練しておりました。

ビジネス書の世界は最新の経済状況を分析するのが主体だが、
どうしてもセンセーショナルにならざるを得ないことが、
「1冊の本にまとめて出版する」という作業から離れさせておりました。

よし、じゃソロソロ行ってみるかと、よいしょと腰を上げたのが昨年の12月。
2ヶ月ほどの執筆作業を経て、2月の終わりに脱稿。
この3月に上梓と相成りました。

タイトルは「2015年　日本円完全消滅」
少々おどろおどろしいものではありますが、出版界という大海に乗り出して、
本を手にとって戴くためには、多少オーバーな表現は致し方ありません。
お手に取って、最初の部分を読んで戴くことから“戦い”は始ります。
どうかご容赦願います。

内容については、本ブログで公開するのは敢えてはやめておきます。
読んで戴ければお解り戴けるはず。
180ページ建てで、長い文章は極力避けてあります。
要は2回は読んで下さいという意味であります。

毎回「実母が読んでどう言うか」「理解できるか」を大きなテーマにしておりますが、
実母にも現状が理解できるようにと努めた次第。

来週から都内の書店に並ぶ予定になっております。
どうかよろしくお願い申し上げます。




        
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    <title>一段落したユーロの今後</title>
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    <published>2012-03-18T01:14:58Z</published>
    <updated>2012-03-18T01:16:28Z</updated>
    
    <summary>今回のユーロ危機を契機に、世界の情勢が変わり始めた。 まず第一には新興国の減速。...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        今回のユーロ危機を契機に、世界の情勢が変わり始めた。
まず第一には新興国の減速。
今から3年前のリーマン・ショックで先進各国が経済危機に直面する中で、
中国を中心としたアジア新興国が主役に躍り出た。
しかし昨夏以降、欧州の輸入減と信用収縮で、逆風が吹き始めた。

特に中国は、経常収支と資本収支の双子の黒字による成長モデルが崩れ、
住宅バブル崩壊、地方財政悪化、急激な都市化による過剰投資等の問題を抱え、
成長鈍化が顕著になっている。
高度成長時代から停滞の時代へと、転換期の様相である。

第二は交易条件の改善。
新興国の需要拡大で国際商品価格が高騰し、交易条件の悪化で日本は3年間で
34兆円の損失を被った。
しかしユーロ危機による世界経済の低迷と縮小で、国際商品価格が下落に転じた。
代表的な国際商品価格であるCRB指数は、ユーロ危機のピークから15％の下落。
各国の金融緩和と中東をめぐる緊張で原油価格が上昇しているが、
これは投機資金の流入が主たる要因であり、長続きする可能性は薄い。

第三は通貨切り下げ競争の一巡。
リーマン・ショック以来、ドルとユーロが大幅に下落し、消去法で選択された円は
実効為替レートで4割上昇した。
そうした中で、米国の製造業が息を吹き返し、ユーロ圏の貿易赤字が四分の一に縮小した。
一方、デフレにあえいでいた日本は、日銀が物価安定のメドを公表して金融緩和強化に
踏み切り、円高に歯止めがかかった。

では今回のユーロ危機は本当に終わったのだろうか。
財政の悪化が表面化したギリシャに対して、
EUと国際通貨基金（IMF）が第一次金融支援を決めたのは2010年5月。
それからわずか2年で追加支援を余儀なくされ、約束した支援の総額は
2400億ユーロ（約26兆円）。
今回は民間投資家も約1000億ユーロ分の保有国債を削減する見通しとなっている。

かってギリシャの主力産業だった衣類の製造業は新興国との競争に押され、
もはや経済をけん引する力はない。
労働組合の力が強いため大胆な賃下げもできず、国内産業はじり貧が続いている。
過去に財政が破綻した国家は、信用力低下による通貨急落で輸出競争力が回復し、
経済の再建を果たしてきた。
しかしギリシャがユーロ圏にとどまる限り、こうした手段は使えない。

ギリシャは4月に総選挙を控え、痛みを伴う緊縮策に反対する勢力が支持を
伸ばしており、財政再建の後退も懸念されている。
ギリシャ支援に関して、ドイツを中心とする北部欧州諸国のいらだちを強めており、
ギリシャからの離脱を求める声が強まっている。

ユーロ創造は「東西ドイツ統一の対価だった」というロジックの中で、
「変わらないためには変わるしかない」という欧州の変革の精神があった。
しかしここに至って、もう限界ではある。
ではユーロ圏各国は本当にギリシャの脱退を許容する（切り捨てる）のか。

その答えは最近のドイツ誌の論調に表れている。
「ユーロ発足前にも人々の生活があった。それは（ギリシャ脱退後も）変わらない」。




        
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    <title>温故知新</title>
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    <published>2012-03-10T07:53:45Z</published>
    <updated>2012-03-10T07:55:43Z</updated>
    
    <summary>歌手の由紀さおりが、米国のジャズオーケストラ、ピンク・マルティーニと 共同制作し...</summary>
    <author>
        <name>青柳</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://aoyagi-office.jp/blog/">
        歌手の由紀さおりが、米国のジャズオーケストラ、ピンク・マルティーニと
共同制作したアルバム「1969」が国内外でヒットを続けている。
米国の配信チャートのジャズ部門で1位を奪取したのをきっかけに、
日本国内でも火がついた。
昨年12月のオリコンチャートでは4位に入り、41年振りのトップ5。
その後も上位を保っている。

アルバムのテーマになった1969年は、由紀さおりのデビューの年。
デビュー曲の「夜明けのスキャット」をはじめ、いしだあゆみ「ブルーライト・ヨコハマ」、
ヒデとロザンナ「真夜中のボサ・ノバ」など、69年前後の歌謡曲を中心に収録されている。
そして1曲を除いて日本語で歌っているのが大きな特徴である。

昨年10月以降、世界20ヶ国で発売され、
米国のiTunesストアのジャズチャートでは1位を獲得した。
ピンク・マルティーニのリーダーでピアニストのトーマス・ローダーデールは、
米ハーバード大学で文学や歴史を学び、政治家をも志す才人。
世界の民族音楽や日本の歌謡曲にも精通する。

実はNHKの音楽番組「SONGS」を、再放送を含めて、何度も見た（聴いた）。
そしてCDも買ってしまった。
とにかくアレンジが素晴らしい。
日本の歌謡曲独特のねとっとした感じが全くしない。
全編ジャズピアノをベースにしたボサノバ調で、由紀さおりのサラサラした歌声が際立つ。

由紀さおり本人は「日本の歌謡曲である」と強調している。
が、ここまでくれば、まさに「21世紀の全く新しいジャンルの歌曲」である。
1960年代から70年代の歌謡曲は、メロディは勿論、詩の内容が素晴らしい。
現在のような日本語なのか英語なのか“訳の解らない”内容ではない。
内容の良さを保ったまま、ものの見事に変貌している。

現在の日本は欧米に追随せんとするスタンスばかりが目立ち、完全において行かれ、
焦っている。
戦後65年の日本は、ソニー・井深大・盛田昭夫、ホンダ・本田宗一郎、
松下電器産業・松下幸之助らの歴代のパイオニア諸氏が前半の30年を引っ張ってきた。
その技術や企業精神は全世界から称賛され、モデルケースとなってきた。

しかし、後半の35年はその遺産を食いつなぐだけで、何らの具体的施策をも
打ってこなかった。
日本の「想定内」の考え方に固執するあまり、海外の「想定外」の考え方に
完膚なきまで叩き付けられた。
そして何もなくなってしまった今、完全に彷徨っている。

今回の由紀さおりの快挙は、「日本の原点に帰れ」と言っているように思える。
現在の日本の歌謡曲を、時代遅れと馬鹿にする風潮があるが、
その歌謡曲がアレンジ次第では世界に通じる歌曲に生まれ変わる。

まずは、本来の日本がどうだったのか、日本の良さ、素晴らしさを見直すことから
始める時期であろう。 
古きを訪ねて新しきを知る。
温故知新。
由紀さおりの澄んだサラサラした歌声を聴きながら、意外な部分で意外なヒントを
もらったと感服している。


        
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    <title>大学・秋入学計画の波紋</title>
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    <published>2012-03-03T02:59:22Z</published>
    <updated>2012-03-03T03:08:40Z</updated>
    
    <summary>2012年の大学入試シーズンも大詰め。 合否に関する悲喜こもごもの季節が到来して...</summary>
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        2012年の大学入試シーズンも大詰め。
合否に関する悲喜こもごもの季節が到来している。
 
実はこの1年、知人の息子のK君の受験アドバイザーをしてきた。
ワセダ大好き少年で、絶対にワセダに入ってやると、1浪しての再挑戦だった。
そして見事に難関の政経学部・国際政治学科に合格した。
個別に教科を教えたのではなく、勉強のやり方、
特に英語の学習法（中学3年間の基本を徹底してマスターする）を教えただけだった。
あとは月イチで食事をしながら、調子を聞いたりしていただけだった。
要は精神的ケアを担当しただけだったが、予想を裏切って（！？）難関を突破した。
 
かくしてK君は、日本の大学入試の常套文句「サクラ咲く」状態になった。
日本の入学式にはサクラが似合う。
満開のサクラと入学式。
まさに日本の風物詩だが、この風物詩が消えようとしている。
大学の秋入学システムへの移行が大々的に論議されている。
 
文部科学省に拠れば、世界215ヶ国の7割は秋入学。そして4月入学は7ヶ国。
一連の時期のずれが学生や教員の国際交流を制約しているとされてきた。
国際性は大学の評価に直結する。
世界の大学ランキングで東京大学は30位。
アジアでは首位だが、留学生比率などの項目を重く見る傾向が強まっており、
今後は順位を落とす可能性もある。
 
これまで日本の多くの大学は、東大を頂点とした護送船団の中で安住し、
「できない理由」を探しては改革を先延ばししてきた。
しかし大学進学率が50％を超え、800近い大学がひしめく時代に、
日本的モデルでは世界に伍して生き残れるはずもない。
大学は大衆化、少子化に続く国際化という「第三の荒波」を浴びようとしている。
日本の大学は自らの立ち位置を早急に決めなければならない。
 
具体的には、4月入学で9月に授業開始ということになるが、
まず、この“空白期間”をどうするかでもめている。
だがそれは大きな問題ではないと思う。
アルバイトに精を出すのもよし、読書三昧の日々を過ごすのもよし、海外留学を
するのもまたよし、である。
要は受験勉強で疲れ切った頭や体をリセットすればいいだけの話。
 
またもうひとつの大きな問題は就職の時期ということになろうが、
グーロバルの企業では通年採用が一般的であり、4月入社というパターンは、
先進国ではもはや日本だけという状態である。
何でそんなことを頓着するのか理解に苦しむ。
 
そもそも日本の4年制の大学を出ただけで世の中に通用するはずもない。
大学全入時代となり、結局は大学院ベースの知識がなければ世界に伍して戦えない。
8年間は大学で学ぶ覚悟が大事であろう。
当然ながら学費等は自分で調達するという使命はあるが…
 
かくして、
日本の風物詩「サクラ＋入学式」という風景は早晩消えていくことにはなろうが、
世界を相手に勝負しなければならない日本は、世界の流れに合わせていくしかない
ことになる。
日本の「想定内」の考え方では、世界の「想定外」についてはいけない。
 
 

        
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    <title>橋下徹・大阪市長は平成の坂本竜馬か</title>
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    <published>2012-02-25T20:59:05Z</published>
    <updated>2012-02-25T21:00:44Z</updated>
    
    <summary>あたかも新時代の一大快挙のように言われた政権交代から2年半が経とうとしている。 ...</summary>
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        あたかも新時代の一大快挙のように言われた政権交代から2年半が経とうとしている。
有権者の間には民主も自民も、既成政党はみんなダメだというイライラ感が募っている。
そしてそのイライラ感は、政治に対する不信感を通り越して絶望感になり始めている。

職業政治家による「決められない政治」。
何があっても鼻で笑って突き放すようなシニシズム。
あらゆる制度や権威を否定するニヒリズム。
そうした一連のいい加減なスタンスが、日本の行く末を暗澹としたものにさせている。

大阪市の橋下徹市長が代表をつとめる「大阪維新の会」が日本に旋風を巻き起こしている。
既存の職業政治家よりは、政治的な経験は浅くとも、地域から現状を打破しようとする
政治スタイルは、確かに魅力的に映る。

3月に開講する政治塾の応募者が3326人になったこと、そしてその応募者の中に
民主党の現職議員もいたことも大きな話題になっている。
政治のプロであるべき現職の衆院議員が、政治のアマチュアの結合体と位置付けられる
団体が主宰する政治塾への入塾を希望するという末期的な症状が、政界の実態を如実に
物語っている。

維新の会は、次の衆院選挙に向け、高らかに「維新八策」の原案を発表している。
ご存じのように坂本竜馬の「船中八策」をもじったものだが、
例えば参議院の廃止のように、既成政党と一線を画した内容も盛り込み、
政治のアマチュアによる新しい政治、開かれた政治を目指す姿勢を際立たせている。

仮に今選挙となれば、大阪維新の会は、
小選挙区と比例代表あわせて77議席ある近畿地方区で半数近く、
中には50議席を占めるのではないかという予測まで囁かれている。
維新の会の勢いは誰の目から見ても明らかであり、05年の郵政選挙、
09年の政権交代選挙に似た旋風が関西に起きる可能性は否定できないのである。

最近の国会では、年金や税金が有権者の最大の関心事にあるにもかかわらず、
全く意味のない政党の小突きあいばかりが目立っている。
選挙に絡んで、自分の党に有利な状況を作り出すことばかりに必死である。
結果的に、有権者は完全にシラけてしまい、日本の政党政治への信任が薄らいでいる。

現在の政党が「お互いの選挙のための結合体」とすれば、機能しないのは当たり前と
言えば当たり前である。
「決められない政治」はいつまで続いていくのか。
目新しい風、橋下旋風が起きる地合いとなるのも自然の流れではあった。

怖いのは、与野党がぶつかり合ったまま、今国会で消費増税関連法案が処理できない
ということになれば、世界の市場の不信認から財政破綻ということになる可能性を
秘めるという点である。

ひょっとしたらとんでもない劇薬かもしれない。
が、もうやけくそで、維新の会に日本を任せてみるかという気にもなる。

橋下徹は平成の坂本竜馬か。はたまた単なるアジテーターなのか。
手探りの中で、現在の日本は幕末の様相である。



        
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